カーネーションのNEW SINGLE「スペードのエース」、CCCD化の経緯とは
音楽配信メモにて取り上げられています。AVEX系カッティングエッジより、前作をCD-EXTRAにてリリースしたカーネーションの新曲がCCCDで発売した、その経緯が説明されています。
(以下一部抜粋。一部加工してあります)
今回、最新作『スペードのエース』発売にあたって、プロダクション、アーティスト側は再びCD-EXTRAでの発売を強く希望していました(前シングル『ANGEL』はCD-EXTRAでのリリース)が、レコード会社の方針として「今後は例外なく全アイテムをコピーコントロールCDでのリリースとしたい」との意向を受けました。前回同様、多くの話し合いの結果、「カーネーションの音楽をより多くの人たちに幅広く伝えていくためには、現在の状況の中では、CCCDでの発売で進めていくのが最終的にBETTER、そこは一任してほしい」とのレコード会社の強い意向があり、今後のバンドの音楽活動を考えて、Sony Music Artists、カーネーションともAVEXスタッフを信じて了解。
今後は「例外なく」という表現が、レコード会社の強硬姿勢を表している、と考えます。同時に、私達が望まないCCCDでのリリースが、「バンドの音楽活動を考えて」ということについては、自分も間違いなく音楽配信メモの津田氏の意見に同感です。現状でレコード会社に抵抗することは、音楽活動に支障をきたしてしまうことを意味し、それゆえに納得せざるを得なかった、ということでしょう。
津田氏は今週発売の雑誌SPA!にて掲載された、CCCD関連記事を執筆されています(CCCDに関するアーティストの見解も記されていました)。回避や移籍という手段でCCCD回避を可能にするアーティストもいますが、その反面、多くのアーティストは「強制的に」CCCDにされてしまうという現状があるのでしょう。
