東芝EMIの方針は"Fools Never Learn"である
日本のラジオエアプレイチャートでも上昇中の先行シングル"You Had Me"収録のJoss Stone初のオリジナルアルバム(デビュー作はカヴァー集)、"Mind, Body & Soul"の国内盤がCCCDであることから、管理人のSawney Beanさんが国内盤発売元の東芝EMIの姿勢を激しく糾弾しています。
東芝EMIの作品は、今年リリースされた主だった作品(Janet、N.E.R.D.、Lenny Kravitz、Beastie Boys、Norah Jones、Queen等、ほとんどがCCCDにて発売され、またHMVやタワーレコード等で見られる輸入盤はほとんどがCCCD対応の欧州盤であり、結果悪しきCCCDを避けて購入する為にはUS盤の購入しか選択肢がなくなります。しかも、US盤は(ある程度セールスが見込める、という意味での)大物の作品のみしか欧州盤と併売しない状況にあるようで(RECOfanではJanet"Damita Jo"リリース時にUS盤を同時リリースし、「US盤はCCCDではありません」ときちんとPOPに記載していました)、東芝EMI発のほとんどのアーティストの作品を(CCCDではない)CDで買うにはAmazon.co.jpの選択肢しかないのが現状です(この点においては、HMV・タワーレコード等にCCCDへの見解を伺いたいところでもあります)。
ただ、気になるのは、東芝EMI初・国内盤欧州盤共にCCCD・US盤(9/7発売)のみCD、としてリリースされたAnita Bakerの新譜"My Everything"をリリース前にAmazon.co.jpに予約したのですが、未だに届きません。理由は不明ですが、仮にCDとして聴く機会さえ減ってくるのであれば、とても許せるものではないと思います。