facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

JASRAC新会長決定

日本音楽著作権協会JASRAC)は1日、臨時評議員会を開き、任期満了で退任した作詞家の星野哲郎氏(79)に代わる新会長に、作曲家の船村徹氏(72)を選んだ。任期は3年。

(以上記事より抜粋)
これまでJASRAC問題を取り上げ、糾弾して来たのですが、それだけ現行の著作権そのものが矛盾していないか、という思いを抱いています。この1週間の動き(裁判の動向)を見ると、不当といわざるを得ない(金額面でも裁判という場を用いた点でも)判決の確定の翌日に新たな申し立てを行うという点からして、JASRACが現行著作権の問題を全く考えようとしていないのでは、と思わざるを得ません。今回の船村氏がその点にメスを入れてくれるのか、注目です。しかしながら、人選はどうやって行われるのでしょう。高齢の方に対し大変失礼な表現なのですが、音楽の形態が変わるめまぐるしい状況化で著作権の柔軟さが問われる時代に、きちんと追いつくことが出来るのか疑問を抱いてしまいます。また、名曲を多く生み出した方が管理面でも優れた実績を残すとは限らない、と考えます。こちらも十分な監視が必要でしょう。