facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

先見日記 5/16 坂本龍一氏「国民保護って?」


5/9付の坂本氏の日記にて、自分のサイトを取り上げて頂き、本当にありがとうございました。
曜日毎に各著名人が連載している先見日記。5/16では坂本氏が国民保護を取り上げています。

凄く気になった文章なのですが。


どういう法律で、自分たちの生活にどのくらい関係があるのか、
名前からでは分からないから、
少し面倒でも法律の中味を読み解く必要がある。
しかし、そんな面倒なこと、普通しないだろう。
こうやって、国というものは変えられていくんだなあ。


ここでは、私自身の稚拙な文章で、また、国民保護法とは違った観点からで申し訳ないのですが、著作権法の改正法案の側面から私見を。


著作権法の改正案を反対する自分は、逆にこれまでいろいろな法律改正にはてんで無関心・無意識で、それこそ日本国民か?と思うくらい政治に興味がなかったのです。
が、今回の改正案を見るにつけ、それが参議院を通過して初めて知ったことに、いかに政治の世界が自分達の知らないうちに済まされようとしているか、を思い知った次第です。知らないうちに、に加え、知ったとしてその矛盾点が明らかになったとしてもそれが強行突破されてしまうことがさも当たり前になっています。年金法案なんてその最たるもの。無論今回の著作権法改正案もそのように矛盾点を突いても強行で押し通されようとしています。
首相の国民年金未納が発覚し、同時に対抗勢力、民主党の新代表が決定した、まさに同じ日にその首相が訪朝を決め、いろんな圧力や批判を封じ込めてしまいました(訪朝が間違っているのではありません。何故にこのタイミングで?という。しかも、首相自らが党員の年金の未納を発表しなくても良い、と自身の汚点発覚の前に党内議員に伝えていたという(コチラ)。かなり画策的に思えてなりません)。まあ、考えすぎの感は否めないのですが。

今、自分にできることは、今回の問題をより多くの人に伝えることでしかありません。そして何ができるのか、を提案させることにすぎません。
国会を形成する議員が選挙の形で「のみ」選ばれる以上、国民には選出した政治家を監視し、必要ならば次の選挙で選出させないことも出来る訳ですから、単に「許せない」と言うだけで行動に移さない、選挙権等を放棄したりすればそれは実質、「諦めて従うだけ」と同じだと思うんです。著作権法の改正法案は参議院を通過しています。正直言えば、衆議院通過の可能性は極めて高い、とも思っています。でも、なにかしらアクションを取り、その反対運動が良識ある議員の耳に止まることを信じて、行動しているのです。良識を持っていただけない議員がいたら、最終的に選挙権を行使しその議員を外すよう努めるということもできる。

かなり語ってしまうようで自分でも恥ずかしいですし、正直かなりウザい文章で申し訳ありません。政治的なことにあまり触れるのはどうか、とは思っています。でも、そういう風に政治を監視しないと、国民の不利益(一部業界だけが偏った有益…でも最終的に国民の不信感を買って無益になるはず)ばかりが被られてしまうのではないか、と思います。そして行き着く先が、ここなのかな、と。↓


日本は確実に戦時体制の国へと変貌をとげつつある。

(先見日記 5/16 坂本龍一氏「国民保護って?」 より)