facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

NHKの対応は驕り高ぶるといえる、ひとつの不徹底とひとつの行き過ぎた対応(の検討)について

 多数のテレビを設置しているホテルを対象にしたNHKの受信契約で、ホテルによって契約率に極端な差があることが、会計検査院の調査でわかった。
 NHKの規約によると、ホテルなどの事業所は、テレビの設置台数ごとに受信契約を結ぶことになっている。(中略) 最も低かった東横インは各店舗の平均契約率が5%だったのに対し、最も高かったホテルは85%を超えており、80ポイント以上の差があった。

(以上、ニュースより引用)
管理の不徹底と言わざると得ません。少なくとも家庭での契約における受信料の義務化という要求を挙げ個人契約の徹底を図る際に、法人契約の見直しは行っていなかったのでしょうか。行っていなかったのなら元々の契約自体が問題ですし、その問題を棚に上げて個人契約を徹底というのは、言葉は悪いですが虫が良すぎませんでしょうか。

●追記
時を同じくして、このような記事も出てきました。

総務省は10日、検討中のNHK受信料の支払い義務化で、テレビを設置した人に設置日などをNHKに通知することを義務付けたり、支払いを怠った場合は割増金などを課すことを法律に明記する方向で検討に入ったことを明らかにした。これらの内容を盛り込んだ放送法改正案を、来年の通常国会に提出する予定。
(中略)
同省は割増金徴収なども放送法に盛り込めば、受信料の不払いは一層減るとみている。<<
(以上、ニュースより引用)
システム自体の問題、受信料そのものの徴収の有無を検討する以前の、"受信料は徴収ありき"の議論自体に、NHKの驕り体質を感じずにはいられません。