8/2『はっぱカスタム』＠新宿御苑アートプレイス
久しぶりに発破イベントに行ってきました。
発破は大好きなイベントのひとつなのです。限られた時間の中で各自が自分の最高の姿をアピールするという、音楽好きには堪らないイベント。しかも今回は過去の最多発破賞(優勝)のメンバーが揃う、うちUniter Master Kitchen(以下ユナキチ)は発破史上初の5連覇がかかっている、さらに会場を煽るかのようなMC、シミズキック女史の復活！とトピックス満載。盛り上がらないわけがありません。それにしても、キック女史の衣装は何処で借りてきたのか…？ 似合いまくりで驚きました。
ライヴ順はくじ引きならぬ"誕生日を迎えるのが遅い順"で進行しました。
①United Master Kitchen
4連勝の勢い、そこで培った自信が薬師寺さんの声に、チキちゃんのMCに(笑)顕著に出ていましたね。"ウォ〜"を連呼するイントロの曲でつかみはバッチリ、グダグダなMC(いつ観てもチキちゃんのMCの切り口がわかりません…彼を操れる(？)薬師寺さんが凄い)がうまく緩急をつけているのか、いざ曲に入ると真摯に訴えかけてくるメッセージが心に入りまくりで、格好いい、輝いていることこの上なし。曲への自信が最近特に現れているなぁ、と感心しまくりでした。「聖者の行進」「シュガーカルト」等は完全に彼らの今の勢いを代弁する代表曲になったのではないでしょうか。
②村守水分
新曲(おそらく)満載でお送りしたステージ。変拍子の曲あり、ラップみたいな早口口調の曲ありでしたが水分さんの声がメロディに乗ると紛れもなく"村守水分の世界"と化すのだから凄い。前述の早口の曲で歌詞が聞き取りにくかったのがちょっと残念ではあるのですが、「タクシードライバー」という曲等は好きですね。最後に披露したのがハナレグミ/SUPER BUTTER DOGの「サヨナラCOLOR」のカヴァー！ 意外なカヴァーに驚きつつ堪能できました。永積さんの声とは一味違う、波間に漂うような水分さんのヴォーカルがより切々と心に届くようでした。
③ART w/古賀久士
新曲をやる！と当日の午前3時にメール貰ったのですが(そんな時間にメールくれるとは(笑))、諸事情でできなくなったのが勿体無い、と思いつつ。それにしても最近特に思うのですが、最近のライヴでは堂々としていて、自分らしさを確立した感じがするのです。MCもスムース、古賀君とのコンビネーションも本当に息が合っていました。CDを制作することも関係しているのかもしれませんが(十分な自信が芽生えたからリリースする、とか？)、とにかく自分の中で何か核になるものを見出したのでは、と。観てて安心して聴き入ることのできるライヴでした。
④川端深雪
大強運を終えた直後からライヴ三昧だった深雪さんですが、疲れなど全く見せずパワフル、エンジン全開のステージは、曲のタイトルにもある「太陽の笑顔」そのもの。とにかく堂々と逞しいステージで圧巻でした。大強運に参加した方への感謝の思いをMCで話してくれた深雪さん、本当に皆さんを心から愛しているのだな、と実感しました。影で支えてくれたスタッフへの感謝の思いを託した「歩き続けよう」、そして前述の「太陽の笑顔」と、しんみりせず前向きにありがとうの思いを伝えんとする深雪さんの姿は、ただひたすらに、真っ直ぐな輝きを放っていたと思います。
投票中の歌を歌ってくれたのはnamiさん。
前回拝見した大強運でのスーパーアイドルユニットとは趣が異なり、力強いメッセージソングを放っていました。普段明るいイメージが(自分の中では)強かっただけに最初はそのギャップに驚いたのですが、声の説得力が凄くみるみる惹きこまれていきました。格好よすぎです。今回でスタッフ卒業というのが寂しい限り…改めてフルステージを観たいなと思わずにいられない熱唱でした。
最多発破賞を獲得したのは…ART君でした。なみいる強豪を抑え、ユナキチの5連覇も阻み見事な奪取でした。おめでとう！ 「サイボーグ」を披露する姿は先程のライヴの時以上に堂に入り、観るものを魅了していきました。自信が漲っているんじゃないか、というくらいの世界観を放っていたように思います。ART君、おめでとう！
ライヴ終了後はその最多発破賞受賞のART君のインタヴュー(WEBで生放送…しかもライヴも生放送された？みたいですね)、そして発破道のレギュラー番組に和田周太君が登場。その間撮影会のごとく写真撮りまくりました。ちなみに、当日夕方に開催されたイベント『発破スタンダード』で歌ってた柴原たかゆきさんが最後まで観賞してました。勉強熱心な方です！ そんな柴原君も交えて写真大会。PhotoAlbumでは、際どすぎる写真も掲載されてますので是非ご覧ください。とある方の写真は…説明できないくらい凄い(笑)
次回発破道は8/8、初の湘南上陸です！
