facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

東芝EMI "緊急特集! iPod loves Good Music"で取り上げられたCDの多くがCCCD

あひるまんの日常『どこかおかしい東芝EMIのiPodスペシャルページ』より。世界中でヒット中のGorillaz等、これまでiPodのCMに起用された東芝EMIリリース作品を紹介しているサイト。ここでジャケット写真付きで紹介された作品を見ると、下記のようになります。

ディーモン・デイズ 限定盤スペシャル・パッケージ(CCCD)

ディーモン・デイズ 限定盤スペシャル・パッケージ(CCCD)

(限定盤)
(同作品のHMVでの記載内容はコチラ)
ディーモン・デイズ (CCCD)

ディーモン・デイズ (CCCD)

(通常版)
(同作品のHMVでの記載内容はコチラ)

Human After All~原点回帰

Human After All~原点回帰

(同作品のHMVでの記載内容はコチラ)

ペイパー・タイガーズ

ペイパー・タイガーズ

(同作品のHMVでの記載内容はコチラ)

シュマック! 来日記念盤 スペシャル・エディション(CCCD)

シュマック! 来日記念盤 スペシャル・エディション(CCCD)

(同作品のHMVでの記載内容はコチラ)

(同作品のHMVでの記載内容はコチラ)

(これらははてなの機能"はまぞう"を使ってアップしてます。タイトル隣に"CCCD"と記載されたものがCCCDでリリースされた作品です。また補足としてHMVのHPも挙げています。)
5作品(Gorillazは限定盤も通常盤も)中3作品がCCCDでのリリースとなるという結果です。また、上記とは別に東芝EMIよりリリースされたColdplayの新譜もCCCD仕様となっており、東芝EMICCCD姿勢は依然として変わる様子がないことを示していると言っていいでしょう。
それにしても、パソコンに取り込めないCCCDを売っておきながら、何故にパソコンを介さないとならないiPodとタイアップした売り方、打ち出し方をするのでしょう。CDの宣伝なら矛盾をも厭わないのでしょうか。
そういえば以前も東芝GigabeatのCMにてQueen『Jewels II』の曲が使われてましたが、(『Jewels II』がCD仕様でも)大ヒットした前編『Jewels』はCCCD仕様…CMのようにGigabeatQueenの曲を入れようとしたらCCCDで入らなかった、というクレームはないとは思えないのですが。クレーム対処の際に −自分の首を絞めないようにして− どう消費者に説明しているのか気になるところではあります。皮肉かもしれませんが。

ともかく、企業としての販売責任に関するプライドがないのでは、と疑わざるを得ません。
しかしながら個人的な意見として、一方ではCCCDを暗黙の了解とし認めてしまっている(諦めの境地にも似た)消費者認識が生まれてきてる、そしてそれを企業が巧く利用しているのでは、という懸念も抱いてます。