aikoのCCCD作品がCD(SACD)にて再リリース、新譜もCCCD見送り
音楽配信メモ 2/18付「aikoのCCCD作品がSACDで再リリース」より。aiko公式HP内「NEWS」に掲載された"今作品のCCCD不採用について"を、津田氏が分析しています。
(以下抜粋)
今作品のCCCD不採用について
一昨年の「えりあし」のリリース以降、aikoの作品ではコピーコントロール機能付きのCD(以下、CCCD)をリリースして参りましたが、その後の状況の変化(不正コピーなどの著作権侵害行為に対する認知の普及に一定の成果があったこと、HDDミュージックプレイヤーなどの普及等、現在の音楽環境を取り巻く環境が大きく変化してきた事)等を充分に考慮した上で、我々aikoの制作スタッフは、今回発売の2作品「三国駅」(PCCA.02203)、および「夢の中のまっすぐな道」(PCCA.01529)につきましてCCCDの採用を見送ることにいたしましたことをご報告いたします。
しかしながら、当社では、CCCDの採用、不採用を各商品ごとに弾力的に実施しており、当社発売のすべてのCDがCCCDを不採用とした訳ではございませんのでご了承ください。
また、これに伴いまして、今後3ヶ月以内にaikoの以下の作品につきましてSACD(スーパーオーディオCD)でのリリースを致します。通常のCDプレーヤーで再生可能なハイブリット仕様を予定しています。尚、SACDの発売により、既に発売されている商品の仕様が変更になったり、発売が中止されたりすることはございません。SACD、ハイブリット仕様等の詳細な説明、リリース日程、価格などにつきましては決まり次第このHPや当社HPでご報告させていただきます。
SACD発売予定作品
「 小さな丸い好日」
「 桜の木の下」
「夏服」
「 秋そばにいるよ」
「暁のラブレター」
以上5作品全てアルバム
今のところ、シングルのSACDでの発売予定はございません。2005年2月16日 ポニーキャニオン音楽A&R <<
CCCD不採用がポニーキャニオン側の意思ではないとしてもこの英断はレーベル側に、今後の方向性として大きな影響を残すことになるでしょう。東芝の頑なな態度が業界内でより浮いてしまいかねないでしょう。