文化審議会著作権分科会 法制問題小委員会 第3回審議開催
以下、記事より一部抜粋。
各委員から出た意見はいずれも著作権法に関する要望であるが、その内容は多岐に渡り、著作権法の根本になる部分に対しても再考が必要ではないかと述べる委員も見られた。
(中略)
また、一橋大学教授の村上政博氏は「諸外国に比べ、日本だけが優遇されているような状態は是正されるべきと考える」と何らかの見直しをするとしても、国際的なスタンダードから日本が孤立することを懸念する。
記事を見る限り、現行の著作権法(来年1月からの改正案も含むでしょう)に対して問題があると思っている方がいかに多いかが分かります。その意見を収集の上で、
小委員会では12月の第5回審議を経て、来年1月には法制問題小委員会として「著作権法にかかる検討事項」を確定させる予定で、確定された検討事項は著作権分科会へ提出されたのち、ワーキングループなどで本格的な検討に着手される。
とあります。
著作権法に関して今後検討を重ねていくというつもりであれば、なぜ還流盤の問題だけは早急に行う必要があったのでしょう。疑念を感じ得ません。
●追記
『著作権分科会』について、Yahoo!ニュース及びGoogleニュースの各サイトでニュース記事を検索したのですが、ITmediaの報道しか検索されませんでした。
