facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

Microsoft CEOの愚の骨頂発言

CNET Japanより。

Microsoft最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmerは、ロンドンでの記者会見の席でも、ライバルのApple Computerに嫌味を言うチャンスを逃さなかった。
(中略)
「我々は何年も前からWindowsDRMを実現している」とBallmerは述べ、さらに「iPodのなかにある音楽で1番多いのは、盗まれたものだ」と付け加えた。

(記事より一部抜粋)

そしてその翌日の記事。

Ballmerはハーグで5日(現地時間)開催された同社のTechNet/MSDN Briefingsの基調講演で、次期WindowsLonghorn」と同社製品の新セキュリティ機能について語った。またBallmerは、iPodユーザーを泥棒呼ばわりした前日の発言についてジョークも飛ばした。
(中略)
Ballmerは前日に、Apple Computerの人気音楽プレーヤーiPodのユーザーを泥棒扱いする発言を行い、一部の怒りを買っていた。同氏はロンドンで「我々は何年も前からWindowsDRMを実現している。iPodのなかにある音楽で1番多いのは、盗まれたものだ」と述べたていた。
 この日のBallmerは、同じ発言を繰り返えすことはなく、代わりに「自分がなんと言ったか正確には覚えていないが、あの発言は良くなかった」と述べた。

(記事より一部抜粋)
Longhornについても気になりますが、問題はなんといってもiPodについての発言とその翌日の「はぐらかし」でしょう(政治の世界と同様の発言ですね。ならば前日の発言を、−かなり子供じみたやり口かもしれませんが−、きちんとVTRでCEOに見せるべきでしょう。自らの発言の反芻として)。技術面で競争するならともかく、嫌味は聞くほうが気持ちいいものではありませんし、屈折した見方にもなりますがMicrosoftが現状でAppleに水をあけられていることに対して自虐的になっているとも捉えられます。いずれにせよ、会社を代表する人間がライバル会社を罵倒したことは愚の骨頂です。ライバル会社の商品を使用するユーザーを罵倒したことにもなるのですから、きちんと謝罪してもらわないといけません。