facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

萩原健太氏、プロ野球・CCCDを一刀両断

音楽評論家、萩原健太氏のサイト『Kenta's...Nothing But Pop!』9/5付(現在はTopに掲載)にて、現在の日本プロ野球問題・CCCD問題について言及しています。自分の言いたいことがきちんと解りやすく示されていて、胸がすく想いがしました。是非参照してください。
全文必読ですが、その中から一部抜粋します。

なんでみんな秘密裏に動くかなぁ。後ろめたいから秘密にするんだよね。間違いない。CCCDにしてもそうだし、自衛隊に関してもそうだし、プロ野球に関してもそうだし。ちゃんとした話し合いをしちゃうと、自分たちの論理の欠陥が浮き彫りになるから、そーっとコトを運ぶ。こういう動きに対して、まあ、上が決めたことだからもう動かせないし、見ないフリしてやり過ごそう……みたいな、クールな態度だけはやめましょう。一見かっこよく思えるかもしれないけど、それじゃやつらの思うつぼだ。みっともない。ロックンロールじゃない。そうそう。東芝EMIの洋楽再発セクションはジョン・レノンの『ロックンロール』のリマスター盤もCCCDでリリースするんだってね。うわぁ……。恥ずかしい。

見て見ぬフリは、絶対にクールじゃないですね。同時に、悪しきCCCDを押し付けられる消費者も、仕方ないと思うのではなく、一度でも声をすべきだろう、と思います。

●追記
萩原健太氏も名指しで触れている、東芝EMICCCD化動向について、れしさんのサイトでも触れていますので参照してください。

個人的な音楽嗜好より購入予定のAnita Bakerの新譜(輸入盤9/7リリース)についても、ヨーロッパ・日本盤がCCCD、US盤がNon-CCCD(通常のCD)となり、Amazon.co.jpではUS盤が1768円で販売されるのに対し、HMVではUS盤が3000円オーバーと異様に高くタワーレコードではUS盤の取扱さえない、という状況です。CCCDのスタンス同様に、直輸入の卸方法にも問題があるのでは、と考えかねません。尚、Anita Bakerの日本盤は東芝EMIからのリリースです。