意見表明を促してみては
以下、記事より一部抜粋。
ソフトバンクBBは9月4日、自社ユーザーに対し総務省へ意見書(パブリックコメント)を送付するよう求めるメールを送信した。Yahoo!BBユーザー、およびODNユーザー全員に一斉配信した。
現状、日本の携帯電話事業者が「ごく一部に限られている」と糾弾し、この件で総務省に意見を提出するよう促す内容。メール下部には、パブリックコメントの提出様式に沿ったテンプレートも付いている。
未だ輸入盤問題が一般的に認知されていないと感じています。同様に、CCCDの問題も認知度が低いと思われ、いかんともしがたい『世間のCCCDの認知度はまだまだ低い』にて現状に触れています。ちなみに、TSUTAYAでは渋谷店にてCDをレンタルする際、カウンターにて店員がお客様に対して「こちらのCDはコピーコントロールですが(レンタルは)よろしいですか?」と必ず伺っていますが、TSUTAYAの他店では(レンタルスペースで掲示しても)カウンターのやりとりまでは徹底されていません。
今回のソフトバンクのやり方は、極端とはいえども、携帯電話事業問題が国と関わっていることを示す上では有効ではないでしょうか(逆に、国との関わりを嫌う人もいるでしょうが)。パブリックコメントは来月、文化庁著作権分科会法制問題小委員会にて募集するようです(melma!blog [The Trembling of a Leaf]『法制問題小委員会の日だけど』より)。例えばWatchdog機能を促すタワーレコードやHMVも、自身のフリーペーパーやメールにて一斉にパブリックコメントをお客様に促し、特にオフラインでの認識を高めることが必要でしょう。CCCDの浸透と同様にいつの間にか(一方的に)普及された、その後では遅いかもしれません。
●追記
いかんともしがたい『世間のCCCDの認知度はまだまだ低い』に関連して、CCCDの浸透について、以下のサイトで現状がわかりやすく示されています。
是非、改めてCCCDを考えるきっかけにしたいです。