facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

音楽配信、日本の夜明けが近いか

今日も公取は10社のレコード会社に入ったようです。この「着うた」の独占をめぐる公取の動きは、それだけにとどまらないレコード業界に対する牽制球のように見えます。レコ協加盟社の中心となる15社が評的だったわけですが、レーベル・モバイルはレコ協と同じビルの中にあるそうで、レコ協としては輸入権問題、会長辞任に続いて、激震が続くというところでしょう。さらには、9/7に行われる公取の懇談会の主旨説明で、最初に再販制度に触れていたりするところからも、「着うた」問題はきっかけに過ぎないだろうと思えてならないです。

(以上、一部抜粋) Unforgettable Days『「着うた」容疑は、音楽配信の再販制度阻止への布石と読む』でも記されていたように、再販制度問題を意識した公取委の動きであることを高橋氏も述べてます。それにしてもレーベルモバイルが日本レコード協会と同じビルにあるということが、何か申し合わせた感があって、汚い表現をしてしまいますが、胡散臭い感じが否めません。
そして、注目すべきは以下の発言。

でもって、再び、軽い情報リークをしていまいますが、日本での音楽配信については夏の終わりに、インパクト絶大なニュースが飛び交うでしょう。ムフフ。
ITMSの日本進出を首を長くして待たなくたっていいんです。そりゃあ、スティーヴン・ジョブスは天才だけれどね、でもね、アップルもまだやってないことを僕達が日本でやれるかもしれない。やりましょうよ、日本の音楽界発で、世界に先駆けて。この指とまれ、だ。

低価格・日本発世界へ…非常に気になります。動向を注視しましょう。