facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

「文化庁、税関、そして、輸入権(還流防止措置)を行使するレコード会社に望むこと」 追記

高橋健太郎氏のコメント、owner's log by Kentaro Takahashi「とにもかくにも」より。上記の16項目について、一部修正されております。
以下、一部抜粋します。

さて、一昨日、少し修正をした例の16項目ですが、今日は6項目目を修正。


輸入禁止措置が取られる海外盤の「日本輸入禁止」の表示は、日本語で7ポイント以上のフォントで印刷する。輸入禁止の期限についても表示する。

はこう変えます。


輸入禁止措置が取られる海外盤の「日本輸入禁止」の表示は、バックインレイとCDの盤面の両方に、日本語で7ポイント以上のフォントで印刷する。輸入禁止の期限についても表示する。ケース上からのステッカーなどでの表示は不可とする。

これはとある輸入卸業の方から頂いたアドバイスに基づくものです。

高橋氏が作成された16項目は、トラックバックされた方や掲示板に書き込まれた方の意見、さらに専門業者の意見を踏まえ、より明瞭なものに変革していますね。
この16項目に関して、高橋氏は、

今週中にはこうした輸入卸からのアドバイスも加えて、次回、文化庁に持っていく要望書をコンプリートしたいと思っています。皆様もアドバイスがあったら、遠慮なく送ってください。

との事です。

そういえば、フォントで思い出したのですが、日本のコピーコントロールの表示、最近は小さくなっていませんか。
調べてみたところ、日本レコード協会にて以下の記載がありました。

Q9:推奨マークにサイズの指定はありますか?
マークにはサイズの指定はありません。共通ステッカのサイズは、30mm×30mmです。

社団法人 日本レコード協会 各種情報「コピーコントロールについて」より。最近、帯に小さくでしか(5mm程度でしょうか)マークが記載されてないものを見かけます(無論共通ステッカーは貼られていません)。これは消費者に誤解を与えるのではないでしょうか。この見解に対して日本レコード協会は「サイズが小さくなったのは認知されてきているから」「買った者の責任」と言って逃げるのではないか、と、今までの著作権法改正法案でのスタンスからすれば容易に想像できます。
もうひとつ取り上げます。上記サイトより抜粋。

Q5:コピーコントロールCDを「CD」と呼ぶことは問題ないのでしょうか?
CDもしくはコンパクトディスクは一般名称となっていますので、CDと呼称することに問題ないと考えています。

はじめからこのスタンスである以上、欠陥が指摘され続けているCCCDがそのまま推奨されるのは間違いないのでは、と思うと恐ろしくなります。