facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

CCCDへの見解

謎工氏のblog、melma!blog [The Trembling of a Leaf]「「CCCD禁止法」を作れないか?」より。昨日のカーネーション新曲がCCCDでのリリースになった件で、AVEXソニーも基本的な姿勢がCCCD化と改めて分かったので、この問題も大きく取り上げないといけません。まずは関係資料を列記します。
●参考資料(上記謎工氏のblogより)

CCCDの件で思い出したことなのですが。AVEXが2002年に全商品(基本的に)CCCD化にした直後の"beat freak"(はっきりとは思い出せないのが申し訳ないのですが)にて、CCCD化の経緯と意味を謳っていました。そこには、以下の記載が見られました(うろ覚えです)。

"Respect Our Music"

"拡がる、拡がれ、コピーコントロール"

その時から常に自分が抱いてた疑念。違法コピー禁止の理念からすれば、音楽そのもの(全ての作品)が著作権侵害の危機に晒されるわけで、ならばキャッチフレーズとしては"Respect Music"でいいのではないか、と。なのにそこに"Our"とつけることで、弥が上にも、その考えがレコード会社の立場の明記であり、押し付けの表れに見えてしまいます。"拡がれ"という表現も同様。ネガティヴな見方なのかもしれませんが、これらキャッチフレーズを読んで、「レコード会社はリスナーの考えを無視して勝手にCD規格外のものを罷り通そうとしている」と考えてしまいました。もしかしたらそれこそが自分の現在まで続く(そして増幅し続ける)レコード会社不信の根源だったのかもしれません。