facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

本日の審議が終了しました

上記でも取り上げさせていただきました、れしさんのブログ、ふっかつ!れしのお探しモノげっき にて確認しました。リアルタイムで審議を確認されたれしさん、おつかれさまでした&ありがとうございました。
内容はサイト内の「ただいま午後の審議中。」を参照してください。
実際に審議内容を観れなかったのですが、川内議員等民主党議員の切り口は見事だったそうです。大臣答弁もぼろぼろだったということです。ただし、輸入盤は止まらないのか?という核心は答弁者が煙に巻いたようで…。
以下はれしさんのブログより抜粋させていただきます。(一部加工してあります)

城井議員は、法運用の際の基準の不明確さ・恣意性をメッタ切りにし、松本議員は、法案作成の根拠となるデー
タをぶった切り(国会図書館で68か国の根拠をきちんとリサーチまでして)川内議員は、法案提出の根拠、経緯を大
批判という見事な戦法ぶり。
<本日のお題というか新事実>
■レコ社関連団体が出した数値をうのみ
文化庁として独自の調査をして裏付けは取ってない
■65ヶ国という数を、おなじ国の機関が否定している
■委員会に消費者団体の参加を拒否した
文部科学大臣をお慕いしてる? ←これは川内議員のほめ殺し戦法?

推進側の法案の支持・推進理由についての数値的その他諸々の根拠がかなり壊れてきました。推測の域を越えないながら、推進派の推進の原動力は、実際の目的であるところの「日本レコード協会・5大メジャー等の目指す並行輸入盤の規制」に至らしめる、その愚策遂行任務という愚かなプライドにほかならない、と言えるのではないでしょうか。

●追記1 今日の文部科学委員会(輸入CD規制問題)
(情報元:TUNEs)
こちらに本日の文部科学委員会でのやりとりが詳しく記されています。
文化庁の嘘・言い逃ればかりが目立っています。本当にこのような法案が仮に通ったとしたら、そのような法案が罷り通る今の国会を本気で変えないといけない、と思っています。
答弁において特に気になった箇所(あらを探せばいくらでも出てくるのですが)を取り上げさせていただきます(以下抜粋)。

・68万枚の調査根拠が実は曖昧。調査をしたのは文化学研究所、前身は株式ぴあ総合研究所で、調査依頼は日本レコード協会全国調査室の室長。規制をかけて欲しいと言ってきた業界が提供した情報を鵜呑みにしている。算出根拠はディスカウントストア在庫量と在庫回転率から算出とのこと。但し、在庫回転率3.5は普通のレコード屋の基準で出した数値で実際の回転率は分からない。将来的な予測の枚数も鵜呑みにしただけで検証していない。調査をやり直す気もない。

●追記2
衆議院TVのビデオライブラリから、本日付の「文部科学委員会」をクリックすると、RealPlayerで会議の内容を確認できます(長時間の内容です。週末の時間を利用して見ることも可能ですね)。法案の経緯とこの審議内容(質問者並びに答弁者の言動や口ぶりにも注視すべきでしょう)を見て判断したいと思います。
(情報元:ふっかつ!れしのお探しモノげっき)

●追記3
今回の審議会の経緯について、時間軸に即した形で、THE JAP HARDCORE PUNK HOMEPAGEに記載されています。ここからも、答弁者側の事実未確認や根拠の無さが露呈されていることが分かります。

●追記4
ぽいずん:審議見終わりました
ぽいずん−言いたいことも言えないこんな(略 のブログより。こちらのサイトでも分かりやすく今回の審議の経緯を記載されております。凄く分かりやすいです。
自分はこの週末、取り上げさせていただいたサイトを確認しながら、改めて審議の様子を見ようと思います。