閑話休題 シェリック再発です (CD Journal.com 奇跡!シェリック紙ジャケにて再発!!)
1週間以上前の話題ですが、ここで取り上げさせていただきます。
99年に事故で惜しくも他界したSherrickの唯一のフルアルバムが再発だなんて!傑作と言われながら廃盤となり、2枚目も結局出てこないままだったので、再発の朗報に喜びはひとしおです。こういう「素晴らしい音楽を伝える姿勢」こそ、レコード会社にあるべき姿勢ですよ。半ば説教臭い気もしますが。
R&Bのディスクガイド本"Juicy"を編集した印南敦史さんが、同タイトルの80年代(〜92年頃まで)のR&B好作を集めたコンピレーション6作を監修したのですが、その中のワーナー盤に収録された鬼バラード"Lady You Are"。その1曲で彼の魅力に取り付かれてしまいました。歌い方が今の歌唱方法と若干違っているのかもしれませんが、突き抜ける歌い上げ感が堪りません。奇跡的に日本盤を手に入れることができたのですが、"Just Call"でのYouの歌い上げには、多少大袈裟でも失神するくらい気持ち良い突き抜け感を感じずにいられません。鳥肌モノです。