facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

Oriconシングルチャート(2004/05/10付)

(リンク先は水曜に最新チャートに代わります)
(数字は売上枚数、(N)は初登場、(↑)はランクアップ、(↓)はランクダウン、(−)は先週と変わらず)

  1. (−)誰かの願いが叶うころ/宇多田ヒカル 82,564
  2. (N)瞳をとじて/平井堅 77,243
  3. (N)かばん/aiko 64,652
  4. (↓)涙/ケツメイシ 36,906
  5. (↓)彩〜Aja〜/サザンオールスターズ 34,336
  6. (N)Dream×Dream/愛内里菜 29,905
  7. (N)GO!!!/FLOW 25,230
  8. (N)サウンド・オブ・ミュージック/奥田民生 15,870
  9. (−)Moments/浜崎あゆみ 15,430
  10. (↓)1000000 MONSTERS ATTACK/SOUL'd OUT 15,071
  11. (↓)アルエ/BUMP OF CHICKEN 14,808
  12. (N)優しい歌が歌えない/槇原敬之 13,046
  13. (−)全てが僕の力になる!/くず 11,721
  14. (−)生きとし生ける物へ/森山直太朗 11,383
  15. (−)さくらんぼ/大塚愛 11,359
  16. (↓)マスカラまつげ/はじまりのla/DREAMS COME TRUE 10,952
  17. (↓)釧路湿原/水森かおり 10,910
  18. (N)レールのない空へ/DEEN 9,819
  19. (↓)Old Fashioned Love Song/RAG FAIR 9,779
  20. (N)Dreaming on the Radio(初回生産完全限定盤)/越前リョーマ(CV:皆川純子) 9,193


平井堅aikoは1位を取れず…GWを考えればCD売上の上昇に繋がると見てたのですが、そこまでではなかったですね。ちなみに両氏ともフジテレビ>「僕らの音楽」の直近の出演者です。何気に、地上波であのような音楽番組を観れるのは嬉しい限り(究極の音楽番組、という高みかもしれません。言いすぎでしょうか)。
初登場は他に槇原敬之東芝EMI移籍第一弾。Top10は逃しました。曲は好きです。彼らしいポップさとまるで自分のことを歌われているような内省的(そしてそれを見つめて前向きに生きようとする)歌詞、の見事な融合。ちなみに最近のEMI動向から外れたNon-CCCD仕様なのが嬉しい限りで、槇原氏が結構この移籍でいい位置にいるのかな?と勝手に勘繰っています(CD-EXTRA仕様。レコーディングの模様を公開しています)。

さて。今週は、先週のTop10初登場曲の2週目の販売動向をチェックしてみます。
(%は売上減少率)


勿論、タイアップやタイアップ元の影響度・認知度、対象時期のメディア露出度も売上減少率に大きく関わってくるのでまとめにくいのですが。
これまで自分の認識として、アイドル・アニメ系は減少率が高いと思ってたので、その上ではRAG FAIRの世間への認識は実力よりアイドルとしての人気なのかな、と。ネプチューンの番組で一躍有名になってからその意識がまだ世間では高いのでしょう。最近では近田春夫氏も特にソングライト面で高く評価している点、また雨後のたけのこ状態だったヴォーカルグループがほぼ残らなくなっていったことを考えれば彼らは認められた実力派といえなくもないでしょう。が、この状況を見ればまだ実力派としての認知に乏しいようです。ミニモニはラストシングル効果なのでしょうか。

一方でHip-Hop系の人気の高さを改めて認識した結果ともなっています。特にSOUL'd OUT。Mステ効果ですかね。彼らは1stアルバムを20万枚以上売っていて(いわゆる和製R&Bの売出しがソニー系は強いのですが…一方で今週初登場のSoulheadのアルバムは5万枚台。和製R&Bでは突出したレベルだと思っていたのでビックリです。売れない理由はレーベルゲートでしょうけど)、更にその勢いを加速させていますね。無論レーベルゲートなのですが、彼らは一聴してそれと分かる強力なフックと離れない声を武器にしていて、惹きつけ度合いからすればEminemとかに似た感覚はあります。個人的にあの声は苦手なんですけど(ごめんなさい)。