facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

Podcastingの未来は…

J-WAVEの人気番組、『TOKIO HOT 100』のPodcastingがスタートしました。

最新上位チャートをご紹介したり、クリス・ペプラー注目の初登場曲を紹介したり、毎週のゲスト情報、プレゼント情報など様々なお得情報もお伝えしていきます。

とはいえ、初登場曲として紹介されたPaul McCartneyBabyfaceも、Podcastingではその音が紹介されず、アーティストやデータの紹介にとどまっています。非常に残念です。
個人的な意見ですが、これではラジオを聴けば十分で、Podcastingはその意味を成さないように思うのです。
著作権法を現代に合わせて改正しないと、日本でのPodcastingは使えないもののまま、と言っていいのかもしれません。


一方ではこんな記事も。

インターネットを利用したダウロード型放送「ポッドキャスト」。iTunes 4.9の提供開始でぐっと身近になったが、さらに8月4日にスタートした日本版iTunes Music StoreiTMS-J)からも多くの放送局を選択することが可能となっており、ストリーミング型のネットラジオとはまた違った楽しみ方が提案されている。

 そうした番組のひとつが「クジラノイズのF.B.I」。著作権上の問題で現在はダウンロード型放送で自由に楽曲を流せないことから、「それならば、街や自然の音をバックに放送してしまおう」という番組だ(F.B.Iはフィールド・ブロードキャスティング・インターネットの略)。

この記事の主旨は朝日美穂さんの放送内容ですが、記事冒頭の記載内容に着目。ネックは著作権法です。

違法なネットワーク配信は勿論規制されるべきですが、ラジオ局でお勧めの音楽を流すことやアーティストが自らの音楽を伝えるということまでも、規制の対象になってしまうのは、流す側にも不利益でしょうし、聴く私達も納得いくものではないはずです(朝日美穂さんのように自然の音を用いるというアイデアにより、巧くアレンジして聴かせる事ができるという場合もあるでしょう)。
著作権法を扱う機関は、時代の流れに即した著作権法の改正やその検討に力を入れるべきであって、むやみやたらに全てをNGとすることはしてはなりません。どうも今の機関は、音楽配信等すべてをハナから悪者扱いしているようにしか見えないのです。これら機関に、消費者はもっと圧力を与え、現行法の良識ある改正を行わせるべきではないかと考えます。