facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

7/24『大強運』@四谷天窓&四谷天窓.comfort

僭越ながらMCを務めさせて頂きました。
…なんか表現難いな(苦笑)


緊張感はかなりあったのと、MC2度目(しかも前回[ART君主催ココ☆ロック]が酷かった…)で経験も無い俺でいいのか?という不安は最初拭えなかったんですが、いざ始まると、時間を追うごとに払拭できて、心から浸り楽しめました。未だ心地良い余韻が全身を覆ってます。何気に前日の同場所で開催されたライヴで風邪をまとってしまい、病んだ中でのMCでいつも以上に滑舌悪かったのですが、これも後半になるにつれ風邪の症状がその時だけ引っ込むもので、まさに病は気からを体現できました。終わった後の安堵感で風邪を思いっきり悪化させてしまったのは言うまでもありません(苦笑)


今回はMCのため写真に集中せず、そのため(?)ピンぼけばかりでごめんなさい→


緊張で予定より1時間くらい早く四ッ谷駅に到着すると、後藤冬樹さんとばったり。共に司会を務めるシミズキック女史と会食。司会の心得を学びつつ、なんだかんだで年取った話がメイン。その日一日中"年取った話"があちこちのMCで出てくることに。
会場入りすると既に川端深雪さんをはじめ、大強運・天窓スタッフがセッティング中。料理やスケジュール表の貼付等、手作り感・一体感に溢れるイベントだな、と既にこの段階で感慨深くなってしまったのでした。お客様を会場へ入れ、遂に開始です。


振り返ると、やはり緊張感が支配してたからか、1曲1曲を聴くという余裕がありませんでした。次の方は何方だろう、とかどう進行しようかと共に司会を務めた歌弾の虫君(本当にありがとうございました! 何気にうちの緊張が虫君に移ったのかも(苦笑))と打ち合わせたりとかで。場数をこなすことも必要かも。後で.comfortを覘いたらキック女史は客席の最前列に座り曲を熱心に観てましたね。やはりさすがクイーンオブMCです。凄い。


それでは振り返ってみましょう。天窓前半戦からして濃かった!


記念すべきトップバッターのnamiさん。緊張感まるで見せず終始楽しい雰囲気溢れるステージングが見事!//川端深雪さん。太陽の如く熱いステージ!真っ直ぐ心に沁みる歌を届けてくれました//シミズリエさん。カラミヅライMCでごめんなさい(汗)。格好いい姉御、パワフルなステージ!//柴原たかゆきさん。若い!(笑) それでいて堂に入ったステージを披露してくれました//micoさん。どんどんと逞しくなっていく感じがします。優しさの中に力強さを垣間見れたステージ!//神山みささん。ひたすら格好いい! 観客を惹きこんで行く様は圧巻の一言です。


最初のうちはサブ司会を担当してくれる各アーティストの方と打ち合わせも出来ないくらい頭が回ってなかったのですが、徐々に周囲を見渡し冷静に考えられるようになってきました(でも、うまく起用できなかったなぁ、と反省。サブ司会担当の皆さんごめんなさい)。この頃には虫君とのポジショニングも大分固まってきた感じでしょうか。


天窓の部は16時に一旦終了。後半戦の前、とある準備がある自分はそれまでの1時間ぶらぶらと。天窓では"川端ゆなみ吉"のリハ(この4人は、一緒の空間にいるだけで爆笑を呼ぶんです!)やカレー作り、さらに樽酒の到着等、早くも後半戦へ向けて動いています。それにしても樽酒を抱きかかえるyukkyさん、似合いすぎる!(笑)


一方の.comfortは凄いことになっていて、後藤冬樹さん圧巻のステージ(なんたって、犬の歌も猫の歌も両方やってくれたのですから!)、コール&レスポンスに、その後の風来直さんの大強運選出のゲームがヤバかった!(風来さんのBlogにその模様が載ってます。しかもゲームの出演者が見事なまでの演技派!)。凄まじい盛り上がりでした。
その後の箱根登山隊もひたすらにあっついステージングを披露していたはずです(楽屋で聴いたのですが格好よかった!)。その間、自分は浴衣から次の衣装にチェンジ。以前からお願いしていたるーさんとアツさんの手ほどきにより、あられもない姿に…

題して、"ハードゲイ女将"の誕生です(笑)
もうっ、フォーーーヽ(゜∀゜)ノーーーゥ!ってな感じですよ(笑)


…いいのか、俺の今後(滝汗)


写真はこれまた風来直さんのブログに掲載。コチラ。いやあ、俺、ヒドイ醜い(汗)



でも改めて考えたら後半を終始この格好で通したんです。達成感感じまくり。よくやった俺(笑)
(なんかレポートといいつつ、まるでsakusakuの黒幕の如き"俺リスペクト!"だな(汗))
この格好に仕立て上げてくれたるーさんとアツさんに、この場を借りて感謝します!



さあ天窓後半戦(夜の部)、初っ端の川端ゆなみ吉(川端深雪さん+namiさん+United Master Kitchen[以下ユナキチ])からして凄かった。10分の持ち時間を1曲で通し、コール&レスポンスしまくり!しかもユナキチのチキちゃんのコールがメロディの域を越えてしまい観客の皆さん返すことが出来ず(苦笑)。そんな中で後藤冬樹さんは見事に返してたんです。凄すぎですよ!
その冬樹さんが後半戦のサブ司会を担当して下さいました。この場を借りて感謝!楽しすぎです。虫君のモノマネの振りも抜群。アーティストを本番前にリラックスさせる術も、観客を温める術も知っている、もうただただ感服です。


後半戦のアーティストも実に濃いラインアップでしたよ!


まずは主催者AirDesignの主、村守水分さん。最早ワンアンドオンリーの音世界はただただ浸れました。ちなみに、虫君がソデで水分さんのモノマネを繰り広げてくれたのですが、似すぎ! ステージ横から笑い声を発してしまうところでした//河内康宏さん。名前を間違えてしまいごめんなさい。優しい音世界を紡ぐギターと穏やかな表情、実に温かかったです//川上大典さん。夜世界を構築しながら最近は曲への優しさの注入具合が高まっている感じがします。優しさがステージを包み込むようでした//渡辺都さん。怖い(笑)、けどひたすらに格好いい! 悪霊さえも味方につけるかのような(?)独自の空気で魅了してくれました//箱根登山隊(ハジメ隊長)。メロウ編成のステージ。カホン(カホーン)との一体感が堪らなく熱い! 曲に入ったときの鋭い空気感(というのかな)は流石の一言//school lunchクボタさん。相方いないとより曲に集中できる(笑)とおもったら、相方がリズム刻んでくれるのでいつもより巧く歌えなかったという(笑) 何気にトークセンスもアリです!//ヒグチマキコさん。小さな身体からあそこまで強烈なパワーを発するとは! ギターを抱える姿も熱かった!//中川和弥さん。主催イベントに出演してくれる永山由美マリアさんをステージに立たせ1曲歌ってもらうという離れ業。永山さんのロッカーぶりも格好よかった。和弥さんは持ち歌2曲しか聴けなかったもののそれだけで穏やかで楽しい空間を演出できてたのが凄い!//ユナキチ。チキちゃんのボケっぷりは相変わらず。2人のユニゾンが微妙に合ってなかったのもいい意味で彼ららしい。それでも薬師寺さんのヴォーカルの熱さ、チキちゃんのベースの全身全霊ぶりは圧巻!//そしてトリが後藤冬樹さん! 疲れを微塵も感じさせず、熱く濃いステージ! 神山みささんとのセッションでは、1度もリハなかったのが嘘のようなギターフレーズで魅了。そこに乗る神山さんの歌の真っ直ぐな熱さと相俟って神々しいステージに。光が降り注いだような瞬間でした。そして出演者全員の紹介までするという優しさも! 水分さんのモノマネも似てるし(笑) 最高のエンターテイナーでした。生き様も含め全てが格好よかった!


その後抽選会へ。かなりのお客さんが深夜の部にも残ってくださいました。感謝です。


深夜の部へ移行する前に、前述の樽酒をカウントダウンに伴い鏡割り…なんですが、この樽酒の蓋が全然、もうぜんっぜん開かないんですよ奥さん! 割れない焦りを通り越してあまりの割れなさがひたすら滑稽でしたよ。都合100回は叩きましたか? 名前ド忘れしてしまったのですが(ごめんなさい!)、青い眼をした掘りの深い日本人(by 冬樹さん)の方が割るのに尽力してくださり、割れた瞬間の盛り上がりは尋常じゃなかった! あの盛り上がりが終始ステージ全体に溢れてましたね。凄い熱!!
あまりにエキサイトしすぎたので当初の予定にない休憩時間を挟んでから深夜の部へ、となりました。振舞い酒の日本酒がタダで配られるとあっちゃ飲みまくりですよ! すきっ腹だったこともあってコップ2杯弱で酔いが全身回ってしまいました(苦笑)


では深夜の部。ほとんどが一夜限りのユニットで凄いことになってました。


①村ハジ樹(村守水分+箱根登山隊ハジメ隊長+後藤冬樹)
曲名からして壊れてます(笑) というか、ここでは書けないし書いたらいわゆる"お嬢様方"(by みのさん)を敵に回すこと間違いない(苦笑) 肝は"ピ"でしたね〜。それにしても純粋に音楽好きだっていう笑顔が印象的。

②み!!!(神山みさ+nami+シミズリエ)
スーパーアイドルユニット!ですよ。しかも自称(笑) でもまさにアイドル曲!という感じで初々しさ抜群でしたね。キャピって。観客が完全に親衛隊化してました(笑)

③saito-K&代々木原シゲル(代々木原シゲル+代々木原ヨヨ子+代々木原まさお)
saito-K(旧名)こと代々木原シゲルさんの名曲「シンガーソングライター」を。ヨヨ子さんの歌がこれまた様になっていて、シゲルさんとはまた違う魅力を放ってました。まるで昭和歌謡のような粋。

④かずゆき(中川和弥+yukky)
なかなかの癒し系ふたりによる爽やかな1曲。夢へと誘われそうなくらいに優しく…って寝ませんでしたよ。というか、この後に強烈な睡眠誘導系ユニットが…

⑤Hair(春山弘臣+Hiar)
お互いの持ち歌2曲をメドレー形式で歌うという楽しい試み。ヒートアップした春山さんの壊れていく様子が(普段見せない姿ゆえ尚更に)楽しかった!

⑥樋川みゆき(ヒグチマキコ+中川和弥+川端深雪)
こちらも笑顔が絶えないユニットでしたね〜 それぞれが既に別ユニットで曲を披露しているというのに、集中力の高さには感服しまくりです。

⑦たかみコ☆(キド兄弟城戸崇光+mico)
たかさん暴れまくり(笑) 宣材写真(撮影は私)ではクールに決めてたのに凄い変わりよう! micoさんの新たな一面というよりたかさんの暴れっぷりが凄すぎて冷静に観れなかったです(笑)


⑧ゲ〜マ〜ズ(中川和弥+歌弾 大川"虫"剛)
虫君の、MCとは打って変わった表情、ふたりのピッタリの呼吸、そして何よりノスタルジック出しまくりの選曲! 怒涛の曲攻勢が凄すぎでした。ドラクエスペランカー!マリオ!ツインビーグラディウスのモアイステージ!!(モアイでの、プログレ音の完璧なカヴァーっぷりに脱帽!) それにしてもお客さんの反応も熱い! 最前列で観てたユナキチの薬師寺さんなんか感動で口が開きまくり(笑)、終始手で口を押さえて喜びを噛み締めてましたね。深雪さんも泣いてましたよ。


⑨T・D・K(川上大典+川上タカユキ)
夜の歌唄いのふたりが披露したのが「真夏の予感」…爽やか過ぎ!(笑) 例えるなら、これまで暗めの歌謡曲を歌ってきたモーニング娘。が「真夏の光線」で印象を変えたかのような衝撃!(たとえが変かも(笑)) 曲の完成度も高く、ふたりの新たな一面を垣間見た気が。8/4の対バンでも希望します!

⑩睡眠響同体(シミズリエ+マサコ)
もぉ反則! インパクト大賞モノです。♪眠くなる〜 という歌詞と、連弾でふたりの立ち居地が変わるんですがその無意味なことったら!(笑) お腹がよじれてしょうがなかったです。眠気を呼ぶはずが見事にしてやられましたよ。

⑪Boots(村守水分+柿沼孝弘)
このふたりが同じユニットを組んでたこと、実は知りませんでした。しかし10年以上ぶり(?)の再ユニット、かなり新鮮! 全身からあの頃の若さがあふれ出してました。今でも十分若いですよ(フォロー?)。

⑫今が旬(川端深雪+春山弘臣)
春山さんの酒の入りが更に進んだことでもっともっといい感じにブッ飛んでいました。まるでラッパーのような手つきも様になってましたぞ(笑) このライヴ観れただけでも貴重です。

そして遂に本当のラスト!
⑬村ハジ樹
やってくれましたよ「リンダ リンダ」!! もうヴォーカルのハジメ隊長がブルーハーツそっくりの凛々しさと熱さを湛えて歌ってくれて、会場は暴れるわタオル振り回すわ!そして大合唱!! 本当に熱く午前3時のテンションじゃなかったです。いやぁ格好よかったですよ!!



全て終了後、サプライズが! 天窓スタッフのヒグチさんの誕生日のお祝い(皆でハッピーバースデーを合唱! 驚きつつも満面の笑顔、そして涙が印象的でした)、そして今回イベントの全体を仕切り東奔西走した川端深雪さんへ、アーティストの皆さんからの感謝のメッセージ入りノートの贈呈(泣かないように笑顔を絶やさない姿が深雪さんらしかったです)。全員が感謝の思いを込めて送った拍手の温かさが、これまた感動的でした。



その後朝まで語らい、酒を飲み…本当に夢のような豪華な一日を送ることができました。本当に皆さん、素晴らしいライヴをありがとうございました!