facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

海賊版音楽DVD、CDをオークション販売した容疑者 逮捕

以下、日本レコード協会の上記プレスリリースより抜粋します。

茨城県水海道警察署と同県警察本部生活環境課は、(社)日本音楽著作権協会JASRAC)ならびに(社)日本レコード協会(RIAJ)加盟のエイベックス株式会社、株式会社ビーグラムレコーズ刑事告訴を受け、1月24日、インターネットのオークションを利用して浜崎あゆみなど人気アーティストの音楽DVDやCDの海賊版を販売していた山梨県中巨摩郡在住の男性(36歳)の自宅他を家宅捜索し、本日、この男性を無断複製物の頒布による著作権侵害の疑いで送致しました。

 今回の事件は、茨城県警察本部から、昨年8月、JASRACに情報が寄せられたことが発端となっており、オークションでの購入者から茨城県警察本部に対して任意提出されたDVD等の鑑定をおこなった結果、いずれも市販品をそのまま複製した海賊版であることが判明したものです。
 被疑者の男性は、浜崎あゆみ倉木麻衣BoAなどの音楽DVDやCDの海賊版をヤフーのネットオークションを利用して継続的に多数出品し、市販価格の1/3〜1/4で販売し、また、オークションサイトにおいて、「違法品であり出品を中止するように」との落札者からの警告メールに対し、逆に警告を非難する内容の返事を出していました。さらに、侵害を受けたレコード会社からの警告に対しては、オークションIDを一旦閉鎖した後、別IDを取得して海賊版の販売を継続するなど、対応が極めて悪質なため、JASRACと上記レコード会社2社が本年1月12日、水海道署に刑事告訴したものです。

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私見ですが、こういった海賊版行為を行う者が一人でもいれば、日本レコード協会JASRAC・レコード会社等が一般の消費者に対し"犯罪者予備軍"としての認識を一層高めてしまい、一般の消費者までが輸入権CCCDといった弊害を受けてしまうものと考えます。海賊版への取締りを高め、あえてそういう方向に認識を導かせていく、と考えるのは大袈裟でしょうか。