facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

楽天のプロ野球新規参入 背後にある『色々』

(11/4以降に記事がアップされた場合は、サイト下の"いままでのタイトル"より検索してください)

以下、鳥越氏の文章より一部抜粋。

あ、やっぱりプロ野球の新規加入が認められたのは
楽天だった。
ライブドアーの方が
先に手を挙げたんだけどだめだったね。
背後では色々あったようだけど、きょうはここまでで、
(以下省略)

この『背後では色々』という表現、凄く匂います。正直なところ、個人的見解に過ぎませんが、楽天の新規加入に読売等のオーナー(読売に関すれば選手を平気で罵倒した前オーナー)が関わっていたのではという疑念を抱いていたのですが、この"背後"という表現にその疑念をより強固なものにしてしまいました。この表現をして匂わせている以上、鳥越氏にきちんと後日解説していただきたいものです。
自分としては、プロ野球著作権法改正もコピーコントロールもそうですが、一部の上層部の人間の消費者(選手)不在の一方的なやりとり(私欲のために手段を選ばないという方針)、及び消費者(選手)無視の姿勢というものに、激しく憤りを感じていますし、今年ほどその酷さを思い知った年はありません。選手や消費者がストライキパブリックコメント等というフェアなやり方で自身の態度を示し、署名等で現場の意見を集めても無視はおろか罵倒され続けてきたことに、現代の社会構造の愚かしさを知った次第です。
プロ野球に関して言えば、ファンは恐らく、純粋に野球を楽しみたいという想いが、上層部の選手罵倒や金銭授受という汚さが見え、裏切られたという思いを感じているでしょう。今回の楽天参入については−あくまで自分自身が疑念に思っていることに過ぎないかもしれませんが− 一方が敗れたその理由をもっときちんと開示してもらわない限り、裏での画策があったと考えずにはいられませんし、そもそも金銭を選手に渡していた実態が明らかになった経営母体のオーナーが新規参入を決めること事態がおかしい、といわざるを得ません。ファンの方々が裏のやりとりを見てしまった以上、ただちに野球人気が回復することは難しいでしょう。とりわけ、読売巨人軍の前オーナーに関して、辞任後もあれだけの権限があることは異常としか思えません。