facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

ユニバーサルミュージックが洋楽CDを値上げ

2548円(税込)という価格で6年以上据え置きをしてきたユニバーサルジャパンが、キリのいい数字を理由に2600円に値上げするに至った、ということですが、どうにも納得できる判断ではありません。CDの日本と世界の価格差に更に乖離が生じている状況です。いかんともしがたいの管理人さんがおっしゃるように、『6月に輸入権が決まってから間もないタイミングなので、悪い印象』(以上一部抜粋)があることは拭えません。CCCDを施さないことで好印象を抱いているだけに残念です。輸入権行使に伴い日本のCDは高くても大丈夫だという判断でも生じたのでしょうか。

●追記
音楽配信メモの津田氏が今回の件でコメントされています。以下一部抜粋します。

ねぇねぇ、今気が付いたんだけど、輸入権問題は依田さんいなくなって、さらに文化庁の素川次長もいなくなって、責任問題の雲行きがアレなことになってるわけですが、記者会見まで開いて輸入権できたらCDの価格下げるよって、依田さんが「口約束」したのも今回の辞任でなかったことになるのかしら?

自分が更新できなかった8/4−6の間で、極めて大きな重要な動きがありました。正直最初はエイベックスを辞めるということに嬉しさを抱いていたのは事実です。しかし、いくら退任したところで名誉会長として(実権がなかったとしろ)未だに音楽業界に籍を残しているのは、その目が行き届くものであり、許せるものではありません。あくまで私見ですが、籍を残すのであればきちんと口約束を果たすか、もしくは自分で蒔いた日本の音楽業界壊滅(大袈裟かもしれませんが)への序章であるところの著作権法改正を「なかったこと」にして、それから辞めて欲しいところです。気付くと芽が伸び始め、ユニバーサルまでが過ちを犯しているわけですから、尚更に思います。

上記に関連して。