facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

ミュージックマガジン7月号に高橋健太郎氏と萩原健太氏の対談が掲載

ふっかつ!れしのお探しモノげっき「ミュージックマガジンを読んで。」より。
7月号のP42〜P49に内容が掲載されていますので、必読です。上記のれしさんのサイトで要点が整理されています。
日本の放送局が出版権を持つこともスターデジオの裁判(新譜のオンエアが、シングルは発売日翌日から4日間、アルバムは発売日日から10日間は放送禁止、と裁判で決定したが、逆に言えば4日間(アルバムは10日間)で「新譜」という概念が消えてしまうということ。短期売上決戦、であることを日本レコード協会が認めたということになります)も問題ですし、そのことを恥ずかしながら知らなかったのですが、読んで、本当に現在の音楽業界が、あたかもレコード会社が牛耳り先導していると勘違いしていることに腹立たしさを覚えます。90年代の売上を維持すべく(それもトリプルミリオンやミリオン連発の時代)、売れなくなればCCCD輸入権での対処を善しとする方策は、リスナー不在の考えであり、レコード会社の傲慢でしょう。
この対談の中で、以前萩原氏が自身のホームページにて触れていた、CCCD反対を表明したことによりレコード会社から嫌がらせを受けている、そのレコード会社2社が実名で記載されています。2社を名指しで批判する、ということではなく、今回の一連の問題においてCCCD輸入権も暗黙で了承されたかのような問題の黙殺こそが問題である、との印象を受けました。個人的に、声を大にすれば嫌がらせをするという正論を非常識で覆すようなavex東芝EMIの態度は非常に許しがたいものがあります。

●追記
avex株主総会のニュースが民放各局の朝の番組のエンタテインメントコーナーにて取り上げられています。以下はスポーツ新聞の記事です。

当日の株主総会の模様はいずれネットで配信されるようです(melma!blog [The Trembling of a Leaf]「本日、avex株主総会」より)。輸入権問題に際しどのような見解が示されたのかに注目しないといけませんが、もし問題になって株主の方々と依田会長が揉めた場合、エンタメ欄で華やかな部分しか紹介しなかったメディアは問題にしないといけませんね。