facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

CCCDに関する奥田民生氏の見解がWHAT's IN? 7月号に掲載

(情報元:ミュージックマシーン BBS)
奥田氏がCCCDに反対している旨の発言が、6/30リリースのシングルに関するインタヴューにて記載されています。

以下はインタヴュー記事掲載の概要です(手元に雑誌がないので、表現が曖昧かもしれません)。

  • CCCDについては、今後音質が改善されるかもしれないが、現行の状態において、「僕達は犠牲になっているのではないか」と懸念している(この「犠牲」という文字を見て、正直ショックを受けました)
  • それによるCCCD反対姿勢の発言によりレコード会社内で浮いている
  • そして、CCCD問題に関し、何故他のアーティストは言わないのか、と苦言
  • ジャズやクラシックはCCCDを回避されている
  • 今回のシングルもCCCD以外のリリース策を探し(さらりとかわしたい、というニュアンスの奥田氏らしい発言)、DVDシングルを発売するが、このリリースについてレコード会社ともめている

とのことです(実際に雑誌を読んでいただければと思います)。自分は記事を読んで、本当に悲しく、胸が痛んでしまいました。自由に音楽が発信出来なくなっている環境が、アーティストを蝕んでいると考えざるを得ません。著作権保護を無視するつもりはさらさらありませんが、過保護による一連のやり方(CCCD等)がリスナーも、そしてアーティストをも苦しめていることについて、レコード会社はどう考えているのでしょう。それとも、リスナーもアーティストも「言わぬが花」と、レコード会社は捉えているのでしょうか。
尚、上記雑誌はソニーマガジンズの発行です。同じソニー系でもきちんと今回のインタヴュー記事内容を伝えてくれたことに感謝します。