facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

Apple-iPod+iTune-TOWA TEI's Playlist〜テイトウワがiPodについて「CD以来の発明だと思いました」と発言

(情報元:音楽配信メモ)
ユーザーである一般の消費者側からすれば、CCCDとして音源をリリースするアーティストの音源はiPodに取り込むことができないのです。
これまでCCCDへの否定見解をするときに、悪いのはCCCDを推奨・実行しているレコード会社側でありアーティストではない、との考えを抱いていたのですが、たとえ悪意がないとしても、CCCDリリースの経緯のあるアーティストがそういったコメントを残すのは、いくらそのアーティストが好きだとしても疑問が残ってしまいますし、あわよくばそのアーティストへの信頼や興味をなくしてしまうのではないでしょうか。

●追記 「CCCdの賛成派は6割」結果の屁理屈
(情報元:ちばなおさん@音楽配信メモ BBS)

社団法人日本レコード協会、社団法人日本音楽著作権協会、社団法人日本芸能実演家団体協議会・実演家著作隣接権センター(CPRA)の連盟による、「2003年度 音楽メディアユーザー実態調査  報告書」(PDFファイル)のP20(PDF P21)、「コピー防止機能付きCD評価」によると、
コピー防止機能付きCDの賛成派は6割
とあります。しかしその内訳は、

  • 賛成する 15.9%【16.1%】
  • 積極的には賛成しないが、仕方ないことだと思う 42.0%【38.9%】
  • どちらかといえば反対 10.7%【9.5%】
  • 反対する 7.0%【5.6%】
  • その他 22.7%【27.5%】
  • 無回答 0.5%【0.4%】

(2003年、12-55歳対象【12-69歳対象】)
となっており、6割というのはすなわち、「賛成する」と「積極的には賛成しないが、仕方ないことだと思う」の合計値だということが分かります。そもそも、積極的に賛成しない人の意見をどうして賛成に含もうとするのでしょう。仕方ない、という意見がCCCDをやむを得ない、と受け取るとしても、その人たちは反対の前提、に立っているわけです。
この頁での上記評価及び、「昨年度と比較したCCCDの認知度」(2002年の56.7%から2003年は12-55歳対象では64.4%、12-69歳対象では57.6%)によって導き出された結論は以下の通り、

コピー防止機能付きCDを標準的な音楽用メディアとして引き続き普及促進していくとともに、主に若年層を中心に、不正コピー防止のための啓発活動を実施する必要がある

となっています。規格外、音質劣化(レコード会社は認めようとしない)、それもメーカー再生補償のない、いわば悪質劣化盤を、それでも「不正コピー」をすると消費者を犯罪者とみなして売りつけようとしている、と私は判断します。

その他、市場の概要にて、P11(PDF P12)では音楽DVDの顕著な伸び(「普及拡大期」と表現)を示した上で、

DVDの持つ「音楽+映像」という付加価値により、CDではレンタルやコピーに流れていた層を取り込める可能性がある。

(一部抜粋)
と書いています。音楽DVDの妥当価格や「2000円台CDと500円増しの同内容CD+特典DVDならどちらを買うか」の調査結果が書かれていますが、CDの価格の是非(高すぎないのか、等)は問われていません。よって、最終的な結論に記載された「価格戦略」は、イコールDVD付加戦略である、と捉えていいでしょう。
兎角、この資料は著作権法改正の根底にあるレコード業界の考えを充分に示すひとつの資料と考えます。是非確認することをお勧めします。