facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

愛されぬ理由

今回のチャートの問題点(毎回ひとつは挙げていこう、と)はここ。
17位…THE JAPAN GOLD DISC AWARD 2004/Various(New Entry)

    • 売上枚数9,543枚

http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?jan=4562109406399

よくよく考えたらこの2枚組、収録曲で去年の年間チャートTop10入りが2曲しかない(Top40でも10曲未満)んだけど一応は豪華な感じがする。"Stuck"も"Amazing Grace"も入ってるんだし。
賞自体はセールスポイントのみの取り扱いなので、純粋で信頼できるといえばできるんだけど(はっきり言えばレコ大の胡散臭さはなんとかしないといけないですね。金賞とかのラインアップみて納得が全くいかない)。
それにしても宇多田ヒカル森山直太朗もサザンも福山も、SMAPさえ入ってないのによく出せたな、というのが本音。
少なくともグラミー賞やUKのブリットアワードはきちんとその辺がしっかりしているのに。
個人的な見解だけど、日本は、その年を代表する音楽賞がはっきり言って無いから困る。セールス主体(というかそれのみ)のチャートって、例えば10年経って街の人に「この曲歌えますか?」とリポーターが問いかけたところで100人中10人でも歌えるんでしょうか?
最近はセールス自体が落ち着いてきて、いい曲がちゃんと目立つ傾向にあるので昔より歌える曲は増えてると思うけど。ならば今の音楽をきちんとコンパイルした作品を作るべきだとは思う。

多分多くの人は自分なりのベストを作ってるように思うんだけど、自分もそれを作ろうとした矢先、やれCCCDやれレーベルゲート…と。正直オチョクラレテル。自分の範囲で楽しみたい、音楽を残したいだけなのに。今度は輸入盤禁止まで言われたらどうしていきましょう。
と、言いたい事がうまくいえないけど、結局レーベルゲートはリスナーの楽しみを奪うので買う気になれない、ということ。