facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

JASRACを監視し、非道な体制を抹殺せよ

強い口調をお許しください。

以前、福祉施設の喫茶店へのJASRACの横行をココで伝えたのですが、他にもどんどん出てきています。
福島県須賀川市にある、心と体と地球のための自然食レストラン「銀河のほとり」という個人経営のレストランでのJASRACの横行問題に関して、以下のリンク先を参照してください。

この件に関する問題は、掘れば掘るだけ出てきます。

  • いきなり「音楽著作物利用許諾申込書」を送ってくる点
  • 電話口でいきなり「法的手段に出る」と伝えてくる点
  • しかも音楽活動を始めた時まで遡ってその分を支払え、とする点
  • 一曲毎の使用料(オリジナル曲が多いのでカヴァー曲に関してのみの支払いを願い出たことに対し)やライブを開催しない月は支払わないことは全く認められない「包括契約」しかない点
  • 『契約書には、客単価や、席数、何故かホステス数というのはあって、売上の欄がない?それに、計算の仕方には、ボトルキープとかテーブルチャージ、コース料理の金額が算定の基準になっている』(以上、「もっと、自然と調和した銀河のほとりをめざしまーす。」より抜粋)ということから、算定基準がバー等を基準にし、店舗に応じた算定基準がないのではないか、という点

挙げればキリはないでしょう。取り上げた内容から察して、JASRACの人間(や、JASRACが雇った調査員)が店舗を視察したことなどないでしょう。この件で自分が一番引っ掛かったのが以下の点です。

「飲食店で、ライブや、歌声喫茶をやるためには、包括契約というのが必要で、音楽活動をはじめたときにさかのぼって支払わないと、法的手段に出る。」と、いきなりいわれました。

『飲食店には、そのような扱いはできません。裁判で、立証することは、困難でしょう?裁判には、お金がかかるんですよ。そのような、ぜんれいもありますから。払う気がなっかったら、法的手段に出ます。1週間時間をあげますから、 契約書に印鑑を押して、返送するように』と電話を、切られました。

(以上、「もっと、自然と調和した銀河のほとりをめざしまーす。」より抜粋)
JASRACの電話口調(「法的手段」や裁判にできますか?のような事を数度口にしたりちらつかせていることで店側に圧力を与えている点)から、以下の考えを持ちました。


JACRACは脅迫者である、と断言します。


店舗側のコメントで、

私には、理不尽に思えるのです。自由に歌えない!事前に届や契約が必要?お金がないと、こんなことまで、許されないの?これが、著作権法、法律なの?誰のための法律?何で、著作権のないものや、人まで規制されるの?
これは、あくまでも、担当者への非難ではありません。担当の方も、それが、仕事、マニュアルのようです。

(以上、「もっと、自然と調和した銀河のほとりをめざしまーす。」より抜粋) とあります。
自由に歌えない、そして歌えなくするために手段を選ばない(少なくともJASRACの電話口調は−いくらマニュアルだとしても−「法的手段」を数度口にしていることで圧力を与えていることから、自分は脅迫と考えています)ことで、店舗も、そこに集うお客さんも被害を被るのです。金銭面もですが、精神的な楽しみまで平気で(店舗に実際調査に伺ってないことから、JASRACは自身の徴収の問題点を省みようとしていないのでは、と考え、「平気で」という言葉を使用しました)奪ってしまう現状を、全く持って許すことができません。
これまでにも新潟の老舗JAZZ喫茶や京都の福祉喫茶店への非道な取立てを伝えてきましたが、掘り出せばもっと沢山のJASRACの問題が出てくるでしょう。この問題(その非道なやり方)から、JASRACの「著作権を悪用した巨大取り立て屋」実態を暴き、多くの人へ伝えて多くの目で監視し、この組織を最終的に洗い直す必要があります。

最後に、

私の敬愛する宮沢賢治は、『北ニ ケンカヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイイ』と、雨ニモマケズで書き残しています。
だから、ケンカヤソショウをするつもりは、私には、ありません。

と、「もっと、自然と調和した銀河のほとりをめざしまーす。」で店舗の方が記しています。
自分は店舗の方の意に反することをしているのかもしれません(少なくとも口調が糾弾姿勢なだけに)。著作権の非道な利用を糾弾し、音楽の根源にある純粋な楽しさを取り戻したい一心です。私事ですが、CCCD表記や輸入盤のFBI警告を見て、音楽への純粋な喜びが薄れてきているもので、それ以上奪われるのは許せません。

日本への輸入禁止第一号登場か 新たな動き

これまでの『Velvet Crushの"Stereo Blues"が日本への輸出禁止と明記("no export to Japan")された問題』に関して、新たな動きがありました。

「うううむ、RIAJも・・・」(れしさんのサイトではリンクされていませんが、情報の提示元ですので記載させていただきました)
以下、MEMORY LAB BBS(高橋健太郎氏のサイト)より抜粋します(一部加工してあります)。

タイトル:Velvet Crush
すみません、匿名希望です。
とりあえず本日時点でのVelvet Crushの「動き」を報告させて頂きたく投稿させてもらいます。素性はあかせずすみません。
本日時点、ソニーミュージックジャパンの輸入部門でこの商品を扱うかどうかは決定されていません。
本日時点、アメリカの大手卸で注文を入れようとすると1社は何故か日本の国内盤のみしか扱っていません(逆輸入ですね)
もう1社はとりあえずオーダーは入れられましたが、実際に納品されるかはまだわかりません。(アメリカの公式発売日は8月10日ですので)
レコード協会がこの件に関し、ソニーに文書による回答を求めたそうです。
以上、御報告です。

推測に過ぎませんが、この一件でソニーRIAJも、両サイド共に慌てているように思います。ふっかつ!れしのお探しモノげっき
「うううむ、RIAJも・・・」
にて管理人のれしさんが、

これって多分RIAJサイドもネットで色々見てるってことだよね?だってまだこの話ってネットでしか話題になってないでしょ?

(以上抜粋) とコメントしていますが、RIAJサイドがWATCHDOGによるサイトの監視状況を最早無視できなくなっているのかもしれません。
状況の進展を随時掴んでいくと共に、問題は些細なことでも声に、文章にしていかないといけないと改めて実感しています。