iPodに忍び寄る"Zune税" - 米ユニヴァーサルが推進
浪花娘。に恋しちゃった (・∀・)『UMG、Zune税をiPodにも課金して二重取り』経由。
記事での『テクノロジーへの対応策として、Zune(の提携)は驚くほど興味深いものになった』(ITmediaより一部抜粋)という、Universal Music Group(UMG)のダグ・モリスCEOの発言は、Zuneとの提携によりいわゆる"Zune税"がiPodをはじめとする他の携帯デジタルプレイヤーにも課しやすくなったということを意味するのでは、と考えます。
しかし、この"Zune税というものは、
であり、それによりユーザーに対し
まともに楽曲を買うのがバカバカしい、っていう考え方を広めるだけ
(いずれも浪花娘。に恋しちゃった (・∀・)『UMG、Zune税をiPodにも課金して二重取り』より一部抜粋)
だと思うのですが、そのユーザーの思いを、ユニヴァーサルが全くもって考慮に入れていないことが分かります。
MicrosoftはZune導入において、後発の不利を音楽業界内で(レコード会社相手に対して)有利にすべく"Zune税"を導入しようとしましたが、"Zune税"は音楽業界の今後の癌として、悪性度合が進行しかねないのでは、という危惧感を抱いています。
●追記
米では感謝祭シーズンにiPod系の売上が上昇し、Zuneを大きく引き離したそうです。
Amazonの販売ランキングでは、感謝祭の週末にAmazon.comが販売した家庭用電子機器で、iPodは上位10品目中5品目、上位25品目中10品目を占めたとの事。27日のトップがiPod nano 2GBシルバー、2位はiPod 30GB黒、3位はshuffle 1GBだそうです。
MicrosoftのZuneは販売ランキングの上位100品目中75位で、64位のiPod用純正USBアダプターに負けたんだって。
(浪花娘。に恋しちゃった (・∀・)『感謝祭ギフトでiPodが独走、Appleの株価も上昇』より一部抜粋。元記事リンクもあります)
レコード会社がZuneを見放す、しかし"Zune税"だけはちゃっかり使用…という図式が出来上がるのではないかと思うと、今後安心して音楽生活を満喫できない?という意識さえ芽生えます。