"著作権保護期間の延長問題を考える国民会議"ディスカッションは初の"議論の場"になるか
12月11日に行われるシンポジウムのパネルディスカッション参加者が決定いたしました。
構成及び出演者
●第1部
(1)基調講演(出演者調整中)(2)保護期間賛否意見講演
賛成の立場から:三田誠広(小説家)
反対の立場から:福井健策(弁護士)●第2部
(1)パネルディスカッション
パネリスト:
竹熊健太郎(文筆家、編集者)
田中辰雄(慶応義塾大学経済学部助教授)
富田倫生(電子図書館「青空文庫」呼びかけ人)
平田オリザ(劇作家、演出家)
松本零士(漫画家)
三田誠広(小説家)パネル司会:中村伊知哉(慶応義塾大学教授、国際IT財団専務理事)
※以上50音順、敬称略
(2)質疑応答・会場討論 という感じです。
という感じです。賛成派からは三田誠広さん、松本零士さん、反対派からは富田倫生さん、竹熊健太郎さん、経済分析の立場から田中辰雄さん、劇作クリエイターの立場から平田オリザさんと、多彩な顔ぶれになったと思います。
(以上抜粋)
国民会議の発足において最も期待していた事がいよいよ現実になります。
こういう問題で真剣に賛成派と反対派が議論を闘わせる場というのはほとんどなかったですからね。
(以上抜粋)
津田大介さんの意見がその期待感を如実に表しているものと思います。
権利者が一方的な権利を行使する(著作権保護期間の70年への延長を、賛成派が反対意見を考慮せず一方的に押し通す)のではない、きちんとした意見の交換、活発な議論が生まれる場がここにようやく生まれようとしています。申し込みはコチラから可能です。
当日参加できなくとも『翌日ぐらいにはネット上にファイルを置いてオンデマンドストリーミングできるようにしようとも思っています』(以上抜粋) とのことなので、きちんとチェックし、賛成/反対の意見の内容を吟味し(議論に客観性があるか等)、延長問題について、著作権に関わる多くの人が見極めていくべきでしょう。