facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

米国産輸入牛肉、輸入再開3ヶ月で問題発生

厚生労働省農林水産省は8日、大阪港に陸揚げされた米国産牛肉に、輸入が認められていないリンパ組織「胸腺」9キロが混じっていたと発表した。

 両省は、出荷したスイフト社グリーリー工場(コロラド州)の牛肉について、国内流通を一時停止するとともに、同日、米国政府に対し、詳細な調査と再発防止措置の実施を申し入れた。米国産牛肉の輸入再開が決まった7月27日以降、輸入条件違反が見つかったのは初めて。

(以上、記事より引用)
問題の根源になった工場は、再開か否かを決める際(詳細は不明ですが。8日の報道ステーションで拝見)、吉野家の社長が見学し、"また牛丼が売れる"と喜び勇んだ場所でした。
牛肉の危険性は未だ消えていません。再開前から問題視されていたずさんな管理が、(案の定、と言っていいでしょう)再開後発覚したのにも関わらず、それでも輸入再開に踏み込んだのは、政府前体制時の問題であり、そこになんらかの経済界からの働きかけがあったのでは、と考えてしまいます。