facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

携帯電話の周波数割り当てに対するパブリック・コメントが殺到

ソフトバンクBB孫正義社長が呼びかけた,携帯電話の周波数割り当てに対するパブリック・コメントパブコメ)として総務省に電子メールが殺到した。今回のパブリック・コメント窓口である総務省の総合通信基盤局電波部移動通信課は「多くのメールが届き,関心の高さが分かった。届いた件数については,集計中なので把握できていない」(松井俊弘課長補佐)と説明する。

(以上、記事より一部抜粋) 以前、ソフトバンクからユーザーへの異例の呼びかけをここで記載しました。呼びかけ自体の方法に自分自身違和感を感じていたのは否めませんが、しかしながら呼びかけが功を奏し、殺到という形になっています。
著作権分科会法制問題小委員会では10月に再度パブリックコメントを実施予定です(melma!blog [The Trembling of a Leaf]『法制問題小委員会の日だけど』より)。
今回のソフトバンクの呼びかけが、パブリックコメントの殺到という形で成果となって表れています(ただし、最終的な結果はまだですが)。9/7の公正取引委員会主催の懇談会にて、輸入CD規制の法案準備が全くと言っていいほど整備できていない状況が明らかになってしまった以上、施行の先送りや法案自体の問題云々を声を大にしてパブリックコメントとして寄せなければならないでしょう。
例えばですが、同懇談会で日本レコード商業組合理事長の矢嶋靖夫氏より会社自体をまるで非難されたようなAmazon.co.jpが、全ユーザーに(威信をかけて、というとちょっと違うかもしれませんが)ソフトバンク同様に呼びかけることで、パブリックコメントの数も変わってくるでしょう。その点では是非Amazon.co.jpにお願いしたいところです。ユーザーひとりひとりの意見の発信によって以前パブリックコメントに関して行われた(と言っていい)文化庁の数の改竄やレコード会社等(輸入CD規制推進者)によるの文面までほぼ一緒の組織票に対抗でき、仮に改竄があればそれを糾弾しうるものになるほどの力になるものと思います。