facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

コーネリアス/小山田圭吾 Hotwiredのインタビューにてクリエイティブ・コモンズ、音楽の諸問題(著作権・CCCD・配信・輸入権等)を語る

Unforgettable Days『小山田圭吾のHOTWIREDインタビューから考察する著作権』より。アメリカの雑誌『WIRED』11月号にて、クリエイティブ・コモンズのライセンスを全曲に採用したCD『The WIRED CD: Rip. Sample. Mash. Share.』が付属されていたことが話題になりましたが、そのCDに「Wataridori 2」を提供したコーネリアス/小山田圭吾氏がクリエイティブ・コモンズ著作権CCCD音楽配信から輸入権までを語っています。実に興味深いインタビュー記事となっています。

Do As Infinity、過去のアルバム5タイトルを紙ジャケ廉価盤CDで一挙再発

ミュージックマシーン1/11付より。タワーレコードDo As Infinityでの検索結果はコチラ(同じくミュージックマシーンより)。4th『TRUE SONG』(2002)、5th『GATES OF HEAVEN』(2003)がCCCDから通常CDへ、更に税込1,980円という廉価版でのリリースとなり、CCCD盤の再発という面、また(再発による)低価格化の面(それも1〜2年という短期間で)においても興味深い流れと言えるでしょう。もしかしたら今回の動きはアーティスト側の意向によるものかもしれませんが、そうだとすれば、上記コーネリアス/小山田圭吾氏の意思表示同様に、音楽問題に関して、個々のアーティストがしっかりと自分の考えを示すことが改めて重要になってくるのかもしれない、と考えます。

「ハウル」など海賊版DVD千点陳列、露天商を逮捕

[The Trembling of a Leaf]『「隠し撮り海賊版」初摘発』経由、YOMIURI ON-LINE1/11付より。ニュースで半ば大きく取り上げられていました。
アメリカや中国では映画館での隠し撮りをDVD等に焼いて販売する海賊盤が出回っている、と1年以上前に聞いた覚えがありますが、日本では初摘発です。今回摘発されたところ以外にも、多くこういった海賊盤を打っているところがあるのではと個人的に懸念しますし、これまで海外で多く見受けられた海賊盤について、日本の警察や法はそれこそ呑気に構えてたのでは、という疑念も浮かびます。警察や法は、こういった違法行為にこそきちんとアップデートした対策を立てるべきではないか、と思います。