facethemusic (過去ログ)

20040421-20070301。音楽問題を中心に記載したはてなダイアリー、【facethemusic】の移行、その記録。

bmr8月号掲載 『"Studio Vibe" 「CCCD、現時点ではこう考えるしかない」での鷺巣詩郎氏の見解』 追記

同コラムの内容について、7/8に見解を述べたのですが、コメントを戴いた万来堂日記の旅烏さんが、サイトにて自身の見解を述べています。自分の文章に比べてはるかに分かりやすく記載しておりますので、是非読んでいただきたいと思います。

追記の箇所で、自分が思っていることを端的に示しており、とりわけ共感を覚えます。一部抜粋します。

鷺巣氏は、何らかのコピーコントロール技術を受け入れることが義務だ、見たいな書き方をしていたんですが。
個人的には、よりよい技術が開発され、それが満足できるものだったら受け入れることはやぶさかではありません。
が、それは義務ではありえません。
自分で稼いだ金を何に使おうと、私の勝手です。
音源を買おうが買うまいが、それは消費者の勝手です(違法コピーは論外ね)。

個人的ながら、パソコンに音源を取り入れてパソコンをジュークボックス代わりに使用し、iPodの購入を検討している自分にとって、音源を買っても自分の好きに音源を使用出来ないCCCDは最早論外です。鷺巣氏は上記コラムで、『CCCDを受け入れたうえで「許される範囲のコピー」をこれまでどおり仲間同士で行おう』と発言していますが、その許される範囲さえ平気で侵食し、コピー全体(無論個人的な範囲でさえ)を悪としようとしている現状の動き(があると自分は考えています)は、消費者の勝手(モラルを守ることを前提に)さえ許さず自由を剥奪していると思ってしまうのですが。

再販制度を補強する「レコード輸入権」

7/9に公正取引委員会が発表した資料、「第4回著作物再販協議会について」(PDFファイル)を紹介し、過去の資料等についても記載しています。
再販制度に関連した話題も多く、自由討論の内容は興味深いです。その中から気になったところを挙げてみます。

(CCCD導入によって全体の売上は伸びているのか、との問いに対し)
全体の売上は伸びていない、むしろ減っているのかもしれないというふうに受け取った。ということは、違法なコピーをしている人たちが多かったから販売が低迷していたということではなくて、別の問題があるのではないか。もう一つは、コピーコントロールCDは本当にCDなのかという疑問を前回提示した。席上でははっきりしないという答えだった。DVDをセットにする売り方は違法な再販と思うが、CDは再販なのだから、何かをやるときにCDで売った方が事業者側にとってメリットがあるからということで、どうもCDにしがみついているような気がしてしようがない。違法なコピーを防ぐということではなくて、音楽文化の向上のためであれば、CDに傷を付けて音質を悪くして、それをさらに良くしようとして、それでお金もかかるから安くできないという状況になっている。それに対しては、消費者として、そして音楽ファンとして非常に疑義を感じる。ミュージシャンも嫌っているわけだから、再販制度があるCDにこだわるということをぜひやめてもらいたい。

明日7/11は参院選です

これまで追いかけてきた輸入CD規制問題や中古規制問題、最近取り上げているJASRACの不当な取り上げ云々を考えれば、一部の権力者の異様な権力行使を阻止しなければならない、と思います。明日は参院選です。下記のサイトを改めて確認し、明日の意思表示に生かそうと思います。

以下はcoool!「棄権は危険w」より一部抜粋。

アタクシとしましては、小泉政治だけぢゃなく、今の政治のシステム自体(利権政治とか、官僚主導とかね)にノーを言いたいのですが。 もうアンタラいいかげんにしてくんない? って。

賛同します。今回ほど権力の横行や無知な官僚の主導が果たされ、消費者の意見を無視する動きを見せ付けられたことはありません。

WATCHDOGアイコンが完成したそうです

(上記の見解の続き)
自分の中では、権力の横行、消費者無視の動向が現在のプロ野球オーナー陣の勝手さとリンクしています。渡辺オーナーの選手さえも大事に思っていない発言や初めから1リーグありきの姿勢(反論意見を聞く耳を持たない)等は甚だ酷いとしか言いようがありません。かなりきつい表現ではありますが、全業界から退陣してもらいたいものです。彼の非人道的な暴言に対し、自分の立場が亡くなるのを恐れてか、冷静な批判をできないマスコミにも同じことが言えます。
プロ野球界へ、高橋健太郎氏が皮肉を込めた妄想を語っています。

信藤三雄さんから連絡があって、WATCHDOGアイコンが完成したということ。細かい詰めはこれからですが、近日中には皆様にもお見せできるでしょう。季節柄、Tシャツとかも作りたいですね。面白くやりたいですもの。次回の文化庁訪問の時には、みんなで着て行ったりして。「着てください」と配ったりもして。マイケル・ムーアみたいに、糾弾することは激しく糾弾しつつ、でも、常に相手側まで笑わせちゃうくらいのユーモアを持ってやる、というのがいいなあ、と思います。

(以上一部抜粋) WATCHDOGのアイコン、楽しみです。そしてそれを使ったTシャツ、面白いと思います。以前紹介させていただいた"THROW AWAY CCCDs!" Tシャツと合わせてWATCHDOGの名物にするのは如何でしょう。

JASRACへのWATCHDOG blog

jasrac1さんが上記blogを開設されています。

色々と問題があるJASRACに関してのやり取り等色んな情報を等BLOGに載せたいと思います…(以下略)

(以上、「お知らせ」より一部抜粋) とのことです。音楽業界、JASRACの問題を今後も考えていきましょう。

Velvet Crushの輸入盤は入ってくるのか

以前から取り上げているVelvet Crush"Stereo Blues"について、外資レコード店で輸入盤取扱がされていない問題に関し、問い合わせたところ、昨日までに回答を戴くことが出来ました。
タワーレコードに関しては、「引用もご遠慮ください」とのことです。こちらの回答は下記のれしさんのサイトと内容が一緒のはずですので、そちらを参照してください。

一方のHMVからの回答については以下の通りです。尚、戴いたメールには引用は遠慮云々とは記載されてないのですが、内容を要約して掲載したいと思います。

同商品の輸入盤が検索されないことと輸入権の問題は一切関係ございません。
未登録なのは取引先のサプライヤーから情報が届いていないためで、届き次第掲載します。